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漆の乾固が遅くなってきたぞ

昨晩から急に冷え込んだ。

これまで、休日は2回位漆塗りができてたんだけど、冷え込んだおかげでもうだめ。

朝塗った漆がまだ乾固しない。

ちなみに最適条件は20℃以上、湿度80%といわれているけど、、あたしは30℃位の条件が好きなんだ。すぐに乾いてくれるから。

釣りも、きのこ採りにも出かけずに竿作り。漆室は混雑状況。





4組進行中。久しぶりに1組だけ「木地呂」仕上げにしてみた。一回塗った状況。(下の3本) あずき色のふか~い色。よいなぁ。





ウッドスペーサーも5回ほど漆塗りが済んだ。





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口巻きの仕上げ研ぎ

口巻部分の研ぎ仕上げ。

ゴミ、ホコリででこぼこになっている状況。3回塗って中研ぎして、さらに3回塗った状態。ホコリやゴミででこぼこしてる。和竿作りで、どちらかというとラフでOKなのがここまでの仕事。でこぼこやホコリは研いでしまうし、艶出しには「拭き漆」という超便利な技がある。和竿作りの工程で、「見苦しい部分」が「修正し美しくなる」工程は数少ない。職人仕事は「後戻りできないことと銘じるべし」と思う。なんつったって、竹採りの段階から仕上がりをイメージしてなきゃいけない。(と、うすうす気付いている)

覆水盆に帰らずなんて諺もあったな。人生も一緒か。いや、覆水しても、それ拭いたりして後始末も楽しいといえば楽しいかもしれないが、まぁ、それは各々の人生観として。

なので今年の竹採りは、量より質と考えているが、「量は質を凌駕する」といった格言もあり、まあいいや・・・。いやいや、量を満たすと質になるのか・・・わからん。



で、研ぐ前の状況はこんな感じ。

呂色(黒漆)と木地呂漆塗りだけど、両方とも真っ黒に見える。凸凹きたない。





一組は口巻きの赤色絹糸がうっすらみえるように、木地呂漆を塗り重ねている。でも真っ黒。で、赤色がそこそこ見えてくるまで研ぐ。正しい方法かどうかわからんが、赤糸に触らない、かつぎりぎりまで研いでみる必要がありそう。

#400ペーパーで粗く研ぎ、#2000ペーパーで慎重に研ぐ。で、最後は砥粉で磨く。





研いだ面にうっすらと水を引くと、巻いてある絹糸の赤がうっすらと浮き上がる。

これでいいのかわからんがな。でも、好きだな、この感じ。





酒飲む時間がなくなっちまうから、今日はここまで。







 
 

竿に銘入れ

作った竿には銘を入れたい。たとえ駄竿でもだ。

焼印は師匠に「品川和竿」を入れる許可を戴いた。免許皆伝、ではない。うるせーから勝手に押せ、って感じなのね。でも、「浜○○」の焼印、あれがいいけど、あたしのレベルではきっと許可でないだろう。わけわかんないフライロッドばかり作ってるし。

んで、考えた。ちと考えてみた。

フライロッドのばやい、長さとか、ライン番手とか、継ぎ数だとか表示したいので、今まではドローイングインクで書いていた。

品川和竿は当然胴漆を塗るので、水溶性のインクだと滲んでしまう。漆塗りの上に書いたのでは釣りに使っているうちにこすれて消えてしまう。

んで、考えた。んで、ガラスなんかへのエッチング用の細身ルータービットを購入。

安い、280円。使えなくても、後悔と懺悔のキモチで眠れなくなる心配はない。



んで、書いてみた。というか彫ってみた。まったく自信がないので端材に彫った。

んで、瀬〆漆を塗ってみた。

こんな感じ。いいじゃん。今後、これでいくべ。シリアルナンバーなんかも彫っちゃうぞ。

でも、本チャンで失敗したら後悔と懺悔で眠れない夜を迎えるんだろな。

秋だからいいか。そーいえばきのこ採り、いかなきゃな。







 
 

リールシート(ウッドスペーサー)その後

先日加工したウッドスペーサー。

二度の漆塗りでこんな感じ。

瀬〆漆(生漆)だけだと木目を埋めるのが結構大変。

なので、2回目から木地呂漆と背〆漆を半々で、擦り漆塗りにしている。

色の仕上がりを見ながら、最終的には瀬〆で艶出して終わる予定。



 
 

カワハギの昆布〆

先日釣ったカワハギ。余った切り身は昆布〆にした。これって日持ちするし、白身魚を格段に美味しくしてくれる。

布に浸みこませた日本酒で昆布を湿らせて、これに塩を振った切り身を乗せて包む。さらにサランラップできつく包み冷蔵庫へ。簡単。

数日で魚のアミノ酸と昆布の旨みが渾然と・・・

基本はワサビ醤油ね。で、軽く炙ってても美味。





先日、ご近所から頂いたメジナも沢山切り身が取れたので昆布〆にした。うめかった。
 
 

3ピースロッド、2組の並継ぎ加工

並継ぎっていうのは穂先側の下端を削って、手元側にそのまま差し込む継ぎ方。

フライロッド用女竹(矢竹や高野竹)は比較的テーパーが穏やかなので、継ぎの段差である程度アクションの調整が効く並継ぎが良い。



先ずは挿げこみ(オス)の加工。標準は1%テーパー。太さや込み長さで若干調整する。

テーパーがきついとキャスティング中に外れる。逆の場合は抜けなくなり川原でとほほになる。





2組分、オス側の並継ぎ加工完了。





次にメス側。これはオスの直径に合せた錐で、数段階削っていく。

この後、丸ヤスリなどで微調整して所定の部分までオスが入るように加工。





で、早速ついでみた。う~ん、マンダム。(古いか!)







この初めての合体が竿作りの最大のヨロコビ。うふ。



 
 

リールシート。ウッドスペーサーの製作

竿、なんだかんだ4本製作進行中につき、リールシート(ウッドスペーサ)を作らにゃいかん。

あたしは樫の木が好きなんだ。素朴で温かみのある木目がよい。樫は東急ハンズで売っているΦ20mm丸棒を購入。これにΦ8mmの穴を開ける。以前はミニ旋盤で穴開け加工してたんだけど、これが結構大変な作業なんだな。たぶん4個のスペーサーに穴あけるだけで半日掛かる。で、義兄に頼んでビリヤードキュウ本職御用達の大型機械で空けてもらっておるのね。



すでに穴が開いている樫棒。





Φ20mmを17.3mmまで削る。あたしはフィンガーネイルタイプ(要するに溝が付いたリールシート)にするので、この直径がちょうど良い。(旋盤回っていますけど・・写真止まって見える)





17mmに仕上がりました。細かくいうとちょっと太めに仕上げてるのね。このあと磨くから。冶具はΦ8mmのボルトにセンター押さえ用の穴を付けている。




漆塗りで仕上げるので徹底的に磨く。最終的に#1000のサンドペーパーで磨き、ハンドルーター12000rpmで縦横方向に艶が出るまで磨く。





これがフィンガーネール溝きり用の自作装置。3万回転でぶんぶん回るのでちと怖い作業なのよ。

初めて作業したとき、ルーターの歯が欠けてぶっ飛んでった。目にあたったら失明したろうな。なので防塵めがね、皮手袋は必須。





これが専用のルータービット。自作は出来ないので購入。

Max Rodさんで購入。





おっかねぇ思いと、とてもうるせぇ騒音のなか、加工が終わったウッドスペーサー。

スペーサーはルーターの回転方向に逆らうように指で徐々に滑らせながら削ること。

逆だときれいに削れない。(久しぶりなので、これやっちまった。忘備録としてここに記す)





加工後、ささくれをペーパーで磨き、さらにハンドルーターに皮ヘッド装着して磨く。とにかく漆はどんな小さな傷も見逃さない。いつもぴかぴかに仕上げておくのね。





そして漆塗り。瀬〆漆を刷り込みながら、漆を全部拭き取っちゃうくらいメリンス布で拭き取る。塗った漆が薄くなるのは大いに結構。色むらは修復不能と心得るべし。

特に溝部分は拭いたつもりでも漆が厚く残ってしまう。爪楊枝で徹底して拭き取る。





あとは塗って塗って塗って。拭いて拭いて拭いて。気が済むまで漆作業が続くのだ。







 
 

火入れ、実験中

義兄はビリヤードキューの職人。

竿と同じく真っ直ぐであることが重要なのだが、あらゆる手練手管を用いても、木でできたキューはちょこっと曲がることがあるらしい。

そこで数千万円かけて木材加工機を導入した。日本に数台しかないものらしい。

これって竿の火入れに使えそう、ってことで早速機械を通してもらった。キュー工場も、この機械を用いて試行錯誤しているため、今のところ詳細は説明できないが、結構面白い竹素材が出来上がった。六角バンブーの火入れに良さそう。





はやく完成させたい、ってことですぐさま口巻き。

3ピースで7’ちょっとの竿と、8’ちょっと、の予定。

 
 

口巻きの研ぎ、そして塗り

口巻き部分を4回塗って、研ぎだし。

#400耐水ペーパーでしこしこと。





だんだん竿らしくなってきたぞ。





右が木地呂漆。下地の赤糸がすこし透けて見える。時間がたてばもっと鮮明に赤が見えるはず。



 
 

カワハギ釣りシーズン始動なのだ

和竿教室「浜川」で横須賀巳乃助丸を仕立て、カワハギ釣り大会。

参加者すべてが当然のことながらカワハギ和竿持参。道具建ては素晴らしい。

各自の竿は商売ではないのでこだわりもの。



船上でアサリ剥きに熱心な浜川の漁労長。





釣れた人も釣れない人もお約束の記念写真。





あたしと義兄の釣果。まぁ本日の平均的釣果といったところ。カワハギ地獄(DVD)見すぎたせいで、頭でっかちの妄想釣り師になり、現場ではカワハギにバカにされっぱなし。今回完成したカワハギ竿もいまいちな印象だったなぁ。





帰って休むまもなく、皮剥ぐ、おろす、食す。

釣れたての肝とあえてのお刺身。うめーぞ。さあ、これで今年のヤマメ岩魚とはおさらば。来月中旬も竹岡に向けて出船だぁ。DVD、もう一回みるべ。







 
 

口巻き部分の塗り

瀬〆漆が乾いたら、さらに塗りを重ねていく。



漆の種類はスタンダードな黒(呂色)と下地糸が透けて見える木地呂漆を塗ってみた。

これが木地呂漆



こちらが呂色(黒)





一回塗った状態。右の口巻き、下地の赤絹糸がやや透けて見える。





木地呂での口巻きの塗りは初めて。どんな仕上がりか楽しみなのだな。



 
 

丸竹フライロッド 7’1” 3PC  いよいよ着手

ここ一ヶ月以上、火入れ&矯めを繰り返してきたブランク。曲がりがほぼでなくなったので、本日汗だくで軽く矯めて、いよいよ製作開始。

宮城アングラーズクラフト展で出会ったキャスティングチャンプである桜井さん達に指摘されたバットの強化、これは3本継ぎで解決できると考え、7'1"程度の3本継ぎにした。トップは強めの高野竹、ミドルは矢竹。バットにはテーパー段差1.5mm-1.8mm程度つけた太目の矢竹を選んでいる。仮止めでのバランスは良い。

これに先立ち、2本継ぎのあたし好みの8"柔らかロッドを振ってみたが、15ydまでは竿が曲がって自然に飛ばしてくれるが、これ以上のフォルスキャストではバットがへたってしまう。なので今回の3本継ぎ、よいかもな。



罫書きとキシャギ。

継ぎ部分の補強は絹糸を巻く。糸の脱落防止と、段差解消のために表皮をはぐ。先ずは罫書きでまわるく竹表皮に傷を入れる。ついでキシャギでしゃかしゃか表皮を削っていく。





こんな感じ。キシャギ後にサンドペーパーで平滑に仕上げておく。


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キシャギ部分に絹糸を密に巻く。ブランドは金亀。ミシン糸50番。赤が好きなのでこれを常備。





漆決めの準備。使用する漆は「瀬〆漆」。生漆ね。際を塗るのに小ぶりの平筆、広く塗るための専用漆刷毛を用意。刷毛は油漬けなので、片脳油で洗い使用する。





一回目の漆塗りは、竹本体と密着させる必要があり、竹で作ったはさみみたいな道具「極め木」で、糸を巻いた方向にぐるぐると糸を押し付けるように極める。





極めたあと、でこぼこになるので漆刷毛できれいに均し、漆室へ。

高温多湿の今日みたいな日は、すぐに漆が乾固し黒くなってくる。







本日はこれにて終了。





 
 

真鍮製Ring&Cap

今日は久しぶりに旋盤作業。最近丸竹フライロッドを作りはじめた「しの坊」へのプレゼント用に真鍮製Ring&Capを製作。

ウッドスペーサーは確か花梨の瘤に透き漆を10回ほど塗って仕上げたもの。

真鍮の輝きは漆の深い艶に良く合う。



業務連絡:しのさん、リールシート完成しました。11日火曜日、教室に持参します。急ぎの場合は連絡してちょ。(漆かぶれ、相変わらず酷そうだけどいかが?)



 
 

丸竹カワハギロッド(江戸和竿のことね)

丸竹カワハギロッド、完成まであと少し。要は江戸和竿のことだけど。

丸竹フライロッドの完成度をより高めるために入門した江戸和竿浜川教室で、江戸和竿のこころを知るために勧められて作ったのがカワハギ竿。せっかく作ったんだからと、カワハギ釣りに出かけたのが4年前。

以来、渓流OFFはカワハギにはまってしまった。10月頃から面白くなるしね。肝も大きくなるし。

よけいなお世話ダケド、カワハギ釣りは面白い。向こうあわせで釣れるカワハギは多くなく、事前に小さなアタリをキャッチして食わせなければなんないのね。

様々な仕掛けが工夫されてるけど、竿が特に大切。以前、オリジナルな発想で柔らか目の3種類のカワハギ竿を作ってみたけど、ぜんぜん掛からない。で、江戸伝統和竿に換えたとたんヒット。つまり竿のアクションは好みの問題ではなく、直接釣果に通じる仕掛けなわけ。竿作る人間としては、とても刺激的な釣りであるわけだ。

ちなみに昨今のカワハギ釣船はフライ屋、ルアー屋、鮎屋さんなど、こだわり釣り人が多い。あたしもその一人だけど。なので、あのティムコだってカワハギ専用竿を作っちゃった。

刺身と肝和えは最高に美味い。



30号錘負荷の状態。鯨穂先。





1本は義兄向けに作った。がちがちの渓流屋さんもカワハギの虜になってるわけ。





ABUリールは和竿に良く似合うな。



 

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