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やっちまた!脱輪だ。

やっちまった。
イブニングタイムはお化けがでるので、少しでも水線に近づきたいあたしだ。
お化けがでたらすぐに車に逃げ込める。ドアを閉めてロックしちまえばお化けだって入ってこれない。聞けば、新弟子もその方面に弱いらしい。
で、川沿いの舗装路を走っていたら水線に近づく「貧相な脇道」を見つけた。
貧相な道をしばらく走ると道が開けてすばらしい道が続いている・・・やがて貧相な道は舗装路に変わり・・・、んなわけないが。

でも入っちゃったわけね。お化けが怖いし。したら道は益々「貧相」になって、終いにゃ田んぼみたいになっちゃった。当然スタック。ボディが路面に接する位、タイヤが泥の中に埋まってる。でも、流石!!ラングラー、なんとか脱出したわけよ。(ふふっ、買ってよかったぁラングラー)、って感じでるんるん貧相な道をバックで戻ったわけ。

したらこれだ!!
路肩がえぐれていたのね。往きに気づいていたんだけど、スタックから無事帰還るんるん運転だったので、すっかり忘れてた。接地しているタイヤは2輪のみ。こりゃ無理だわ、脱出。
jeepstack1.jpg


その時のあたくしのココロ。
「がーん、ぐわぁーん、とほーいっ」て感じを表現すると下の写真。喉カラカラ。

でもラングラーくん曰く
「こんなことは想定済みです、ご主人様。自力での脱出は無理でがんすが、右後ろのドライブシャフトにロップ掛けてもらって、ちょいと引っ張ってもらえば、あとはなんとかするっす」とかつぶやいているようでしょ? でしょ? でしょしょ? でしょしょしょ?
コワレたのはあたしだ。
(ラングラー君のつぶやいた”ロップ”とは、米国南部地方のなまりで、ロープのことを言う。うそ)
jeepstack2.jpg

まぁそれからあたくしは集落幹線道路まで走り、めった来ない車を道路中央に飛び出て止めて、民宿まで送ってもらおうとあんだかんだ説明したのだがドライバーの反応がちょっと渋い。
常宿の「りゅーぞーくん」の名前を出したら快諾。彼は偉大だぁ。熊撃ちだからテッポウ持ってるし。
で、りゅーぞーくんちの四駆で、ラングラーくん指定の右ドライブシャフトに「ロップ」掛けたら一発で脱出できますた。
その日、イブニングやったら帰る予定でしたが、この件で「泣きのもう一泊」を新弟子に申し入れますた。
ご協力いただきましたみなさん、ごめんなさい。らんぐらーくん、ごめんなさい。ホント、すまねぇ。
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泣きのもう一回

いや、なに、弟子がね、新弟子がね、もぉーいっかい釣りに行きたいと。
で、山形でちょいと気になる貧相な渓を目指した。実は先々週入れ食い状態だった渓もやったんだけど、これがさっぱり。
どーにもこーにも岩魚が家出してしまった様子だ。こういう状況を「ひ・な・みが悪い」というのだが、あんでだよ、といった理由はあとで考えよっと。

この渓も道路からみるとさっぱり水がない。はじめて入る貧相な渓である。ちよこっと行くと水が流れ始めて、もう少し我慢して歩くと意外に開けた渓に大変身する。ついこないだまで垢抜けない少女が、あるときぞっとするような女に変身してた、ってこととはぜんぜんちがう。
森はあと一ヶ月もすると錦に染まるのだろう。あと一ヶ月もすると、あの娘の頭髪も金髪に染まるのだろうか、ってことともぜんぜんちがうから。

yamagatafin1.jpg

木化け岩化け中の新弟子。いいじゃないね。狙っているポイントも良い。ただカーステングが、やっぱ。
オフはカースティングの特訓だな。竿だラインだなんてことはその次だ。
yamagatafin2.jpg


岩魚がぽつぽつと。上出来だ。
yamagatafin3.jpg

新弟子も釣ったぜ。いがったの。
ありがとね、喜んでくれて。でも秋風の秋の空のすばらしい渓を歩いて、一匹釣れれば不満であるわけないよな。
つーかしあわせだ。
yamagatafin4.jpg

樋状の流れがあったり、結構面白い。あなどれない渓だ。でも渓相の割には出が良くない。
この山塊一帯の流れが「ひ・な・みが悪い」と判断した。あんでだよ、って事についてはあとで考えることにするけど。
yamagatafin5.jpg

さらばアディオスバイバイマッサラームウンバムンガ、来年まで。
 
 

新弟子の「ねずみ先輩」を連れて飯豊方面

ねずみ先輩はFFをはじめてまだ数年。弟子としてはおいしい年頃だ。
キャスティング、狙うポイント、メンディング、ラインシステム・・・なにをとっても経験不足なはずだ。
あたくしが木の下ぎりぎりを流したり、流れの向こう側をちょいとフリッピングしてドラグを回避したりで岩魚を引き出すベテランのテクを目の当たりにすれば、とーぜんのことながらあたしに羨望の眼差しを向け尊敬するに違いない。おらは大師匠だ。ふふっ、ふふふふっ、ふへへひゃひゃ~。

ですから連れて行く場所が大事なのです(キリッ)ってカンジで、方面を検討した。
まぁ検討するまでも無く、ここのところ相性がとてもよい山形飯豊地方に行くことにしたんだけどね。

大師匠様への道 その1:内緒沢
基本的に小さな渓には、同じ年に何度も入らないのだが、弟子にかぁるく~尺岩魚でも釣ってもらって「師匠はこんな渓をしっているんですねぇ~」などと印象づけるのだ。ベテランはいろいろな渓を知っておるからの。

ふふっ、7~8寸程度で無邪気に喜ぶところなんか、まだまだ若いぜ。ふふっ。
3yamagata1.jpg

この内緒沢は、写真のようにワイヤーを頼りにへつったりするのだがちっとも危険じゃない。ただ初心者には「渓流釣りしてるぅ~」って喜びや感動があるはず。師匠の立場ももアゲアゲだ。のはず。ふふっ。
3yamagata2.jpg

そして程なく魚止めの滝。さぁ、尺ですよ、尺岩魚を釣って頂戴。さぁさぁ。

んで尺岩魚がでたさ。がばっと。おら脇で見ていたが思わずあわせちゃったよぉ。
したら新弟子はなんと空振りだぁ。
あ~にやってんだかなぁ、もっていねぇやぁ~、なんて三浦の漁師みたいな口調になっちまったよ。
笑ってるばあいじゃぁないお~。
3yamagata3.jpg

んなわけで、まぁ大師匠への道「前半戦」は無難に過ぎていったのであった。



大師匠への道 その2:ヒミツの沢
さて、あたくしにはまだカードがある。
お次は魚止め上の渓で、もともと岩魚は生息していない。十年前から知人の「またぎのりゅうーぞーくん」が釣った魚を担ぎ上げ放流。しばらくは大きな岩魚が泳いでおった。最近は一部釣り人にばれてしまったらしく、流れに「みみ太郎」の空き箱が散見され、型が小さくなってしまった。
3年ぶりだが、なんつっても新弟子に尺を釣らせなきゃいけない。吊橋を渡ってぇ~行くわけだけど。!!!したら新弟子君は高所恐怖症であったのだ。10Fマンション外廊下も満足に歩けんらしい。(ふふっ)

びびる新弟子。数メートル先でビビッて戻ってきたぞ。
3yamagata4.jpg

さて大師匠であるあたくしは「無理?無理ね??」、んじゃ下から本流を渡って、沢まで登りましょうね。と爪楊枝をしーしーしながら本流への降り口を捜したのであった。ちと迷ったりしたが、まぁなんとか目的の滝上に。
ここで大事件が。
沢への下降中、あたくしは枝にロッドティップを引っ掛け折ってしまった。ベテランではありえなぁ~い失態であった。もともと師匠として弟子の後をついて「ふんふん、もう少し右ね」なんてつもりだったからよしとするべ。
とか思ったが、沢に下りてみるとついつい釣り魂が優先し、ティップ無しで釣り登ったが、あかんかったわい。

新弟子は沢に降りて、すぐ目の前で岩魚ゲット。あたくしのココロは「くわぁ~」ってカンジ。
尻尾がでかくていい岩魚ですね。はいはい。
3yamagata11.jpg

さてちょこっと登ると魚止め。ここもいるんですね、尺がね。尺岩魚がね。おらはティップ折れているので見ているほかない。まさか弟子の竿を取り上げて、ってのもね。
3yamagata6.jpg

で、ヒット。尺にはちょい足らなんだがの。
3yamagata5.jpg

帰り、新弟子はなんと吊橋を渡った。(うんうん、たったいちにちでおーきくなったのぉ、と感涙に咽ぶ大師匠であった)
弟子はたぶん、あたくしがあっちいったりこっちいったり、すべったりする帰途がやだったんだと思う。ぜったいやだったんだとおもう。(くわぁ~)
3yamagata8.jpg

さてイブニングタイムはFFらしい釣りができる本流へ。あたくしも入ったことがない区間。山形まできて考えられないほどの貧果であった。いやぁまあね、今日はひなみがわるかったんだね。
宿に帰って高校生の拓くんに聞いたら「あそこは居ないよ」だって。
弟子の前でいうな。弟子のまえできっぱりいうな。客だぞ俺は。くわぁ。


大師匠への道 どころではない:玉川支流
さて翌日。午前中の最終ラウンド。師匠への道がかかっておるあたくしは落差の少ないこの沢を選んだ。
落差が少なくFF向き。初心者でもそこそこ連れるけど、ドラグ回避やアプローチが大事で、いい加減だと釣果に影響する。つまりあたくしに歩があるわけだ。ふふふふふっ。今日はがんがんいくぜ。

ってか、弟子がすでに釣っている。
3yamagata10.jpg

以下、写真はない。ふふん。
・例えば、弟子が流す。「そんなとこいないでしょ?ふふん」とココロで思ったら、バシッと岩魚が出た。
 声に出さずによかったよかった。あぶねぇあぶねぇ。
・弟子がキャストした。流れが止まった岩陰。「いねぇ~よ」と言おうとしたら「バシッ」と岩魚が。
 フッキングしなかったのが、あたくし的にはらっきー。
・ミスキャストでしょ、それ。ポイントはあと4m先! って言おうと思ったら「ばしっ」。おいおい、こんだ釣ったぜ。

ココロは「くわぁ~」から「らららららぁ」ってカンジだ。
で、聞いてみた。
師匠(仮)「なんであのような場所を流すのですか?」
弟子「いやぁ、丹沢とか人が多いとこだと、やっぱ竿抜けしたところじゃないと釣れないですから」
師匠(仮)「師匠って呼んでいいでつか??」
弟子「だめ」

らららららぁ~。
 
 

泳いでへつって大岩魚

毎年、天気が安定する夏の時期、ちょっと冒険的な釣りをする。
今年は泳いでへつっての日帰りコースの渓に出かけた。
ゴルジュが続くため、泳ぐか、へつるか、帰るしかない。
冷たい水で心臓麻痺はいやなので、ファイントラック社のフラッドラッシュという撥水性に優れる衣装で決めてみた。
沢屋さん向けの衣料だそうだが、そんなに蒸れもなく快適な泳ぎができたぞ。
oguni1.jpg

今年は積雪が多く想定より水量が多く冷たい。魚の活性はいまいち。
渓に流れ込む沢の小さな溜りにライズ発見。
で、やっとこさ尺?岩魚。
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その後、大渕での36cm岩魚。
oguni2.jpg

その後、泳いだりへつったりしたけど、岩魚の活性は悪い。で、泳いでもへつっても無理な大渕に行き当たり退散。魚止めまで行き着かなかった。
来年も泳ぐべ。あんつっても帰りが楽だ。かっぱ君みたいに流されていれば歩く必要は無い。
 
 

岐阜 石徹白川周辺

前回大物に翻弄された石徹白川へリベンジ。
しかぁし本流の大物は午後6時50分~7時45分の出勤時間をお役人のようにかたくなに守っておる。
早出もしなければ残業もしないのである。

で、日中は小さな渓を探索してみた。そこそこ釣りになりそうな渓は、あいかわらず数組の釣り人が出入りしているので、あたくし達は見向きもされないような貧相な渓を選んでみた。知らない渓を勘を頼りに歩くことは釣りの楽しみのひとつ。まれに当たることがあるのでやめられない。なのであたくしは釣り雑誌の釣り場案内が大嫌いだ。楽しみを奪うばかりでなく、記事をみた釣り師がどっと押し寄せ魚まで奪っていく。いいかげんにしろよ!
(ブログで河川名を入れている場所は、放流管理がしっかりしているか、C&Rなど、釣り師がどっと来ても再生産または釣りが可能な場所だからね)

で、こんな渓。数十分あるくとこんな感じで水があるけど、道路から見える流れは工事の影響もあって貧相。なので足跡など見当たらない。
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ずんずん藪こぎをしていくと岩魚がぽつぽつ出始める
釣れてくる岩魚の美しいこと。オレンジ色が鮮やか。
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小さな段差の小さな水溜り。とはいってもこの渓では一級ポイントとおぼしきところにフライを落とした。
したらしっかりと尺岩魚がおりました。小さな沢の親分らしい風貌。いっぱいえっちして子孫繁栄に励んでね。おじさんはもうこないからね。(などといって来年もいぢめにいくと思う)
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ところで。
お役人の出勤時間に間に合うように日が傾く頃、あたくしたちは石徹白川本流に転進した。
なんだなんだ、今日は土曜日。おやすみかい。ってカンジで川はしーんと静まり返って、休日営業しているのか保育園から園児がフライに飛びついた程度。日並はこわいぜ。
 

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